大垣市役所

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石田 仁 市長

大垣城を中心にしたまちなかを再整備する
大垣公園等基本構想策定事業がスタート

環境SDGsの理解を深め、循環型社会を促進する

―― 環境SDGsおおがき推進プロジェクトの概要と具体的な取り組みについて教えてください。

石田市長 SDGsとは何か、何をしたらいいか、なかなかわかりづらいという話をよく 聞きます。そこで、市民の生活に身近な環境分野から、SDGsの理解と浸透を図っていこうということで、昨年、このプロジェクトがスタートしました。

 内容は大きく3つあります。1つ目は「環境SDGsおおがき未来創造事業」です。地元の企業と連携して環境SDGs未来講座を開いて、西濃地域の高校生を対象に、SDGsとはどういうものかという基本を学んでもらっています。そのスタートアップとして、昨年は大垣東高校、今年は大垣西高校において、セミナーを開催し、1年かけてSDGsの具体的な取り組みについて学んでいます。

 2つ目は「環境SDGsおおがき普及啓発事業」です。2030SDGsカードゲームという 教材があります。昨年、市の職員の研修に、私も参加させていただきましたが、SDGsを楽しく学ぶことができる教材なので、市民の皆さんにも広く活用してもらおうと考えています。

3つ目は「草木等たい肥化推進事業」です。捨てられていた生ごみ、剪定した枝、堤防の草など、すべて燃やすとエネルギーがかかります。現在、市で回収するごみの25%が 生ごみで、水分を多く含んでいて燃えにくく、たくさんのエネルギーを消費します。そこで、草木等をクリーンセンターでたい肥化して、農場従事者等に野菜の肥料として活用 していただきます。また、「おおがき環境SDGsポイント」を新たに創設し、生ごみの たい肥を作ったり、講演会に参加したりすることでポイントが貯まっていきます。この 貯まったポイントは、令和51月導入予定の市指定家庭用ごみ袋や野菜、食事券などと交換できます。こうした取り組みを進める中で、少しずつ循環型社会を作っていきたいと考えています。

市民を巻き込んで全庁的に取り組むビッグプロジェクト

―― 大垣公園等基本構想策定事業の概要と具体的な取り組みについて教えてください。

石田市長 持続可能なまちづくりのためには、将来を見据えた都市計画が大切になります。その中で、昭和28年に建設されて約70年が経過する「大垣城ホール」、昭和43年に 建てられた「大垣市民会館」があります。耐震基準に満たないということもありますし、今後どうしていくかを踏まえて、将来の都市計画を明確にしなければならないと考えて、昨年、市長就任直後に大垣城ホールと大垣市民会館に特化して、検討チームを組織して 考えてもらいました。検討してもらった中で、大垣市民会館については廃止し、機能の 一部を移して、大垣城ホールを再構築しようという方針が決まりました。次は、大垣城 ホールをどこに再構築するかです。現在の大垣城ホールの下は、立地的におそらく大垣城二の丸の遺構が残っていると思われます。現在の大垣城ホールは、終戦直後、戦闘機の 零戦や飛燕が入っていた格納庫が各務原市に数カ所あったのですが、当市の財界が鉄骨 部材の一部を購入し、市が寄付を受けて建設したものです。文化財の関係もあって、現在の場所に再び建てることは難しいので、今年度は候補地や整備手法、そして大垣城を含めた一帯の基本構想を策定したいと考えています。

―― 大きなプロジェクトになりそうですね。

石田市長 はい。大垣城ホールはもちろんですが、芝生広場は多くの市民が活用していますし、周辺には「大垣市多目的交流イベントハウス」や「大垣市守屋多々志美術館」などもありますので、そうしたものも含めて、しっかり検討したいという思いがあります。 全庁的に取り組もうという考えの中で、市長を推進委員長とする「大垣公園等再整備推進委員会」も立ち上げました。9人で構成する推進委員会の下に、ワーキング部会を4部会置いて、すでに1547名に辞令を出しています。もちろん、この事業は、市民からも しっかり意見をいただく必要がありますので、「大垣公園等再整備基本構想市民検討委員会」の方々からも意見をいただく体制を整えているところです。来年9月頃には、どの辺りに大垣城ホールを作るかという候補地を2か所ぐらい選定して、このような構想になるというまとめができたらと考えています。

「戦国日本どまんなか お城スマホスタンプラリー」を開催中

―― 最後に、戦国観光おおがき魅力発信事業の概要と具体的な取り組みについて教えてください。

石田市長 当市を含めて西美濃地域は壬申の乱、承久の乱、関ケ原の戦いなど、大きな 戦いの舞台になってきました。来年はNHK大河ドラマ「どうする家康」も放送されますので、期待も大きいところですし、しっかりPRしていきたいと考えています。その中で、戦国観光おおがき魅力発信事業を今年度からスタートしました。具体的な事業としては、NEXCO中日本と提携しながら、「戦国日本どまんなか お城スマホスタンプラリー」を開催しています。開催は来年331日までで、スタンプを集めるとステキな賞品もGETできますので、この機会に、ぜひたくさんのお城をめぐっていただきたいと思います。 8月には「大阪・お城フェス2022」というイベントが開催されたわけですが、大垣城・ 墨俣一夜城をPRしてまいりました。

 また、赤坂、墨俣、上石津の商工会が1つになった大垣市商工会が当市の食材を活かした観光的なお土産の開発に取り組んでくれています。当市はソウルフードといえるものが少ないと感じています。城下町ですし、水もおいしいです。水まんじゅう、金蝶園饅頭、みそ入り大垣せんべい、柿羊羹など、菓子については胸を張れますし、手土産にどれを 持っていこうかと悩むのですが、ソウルフードや、これというお土産品を聞かれると返答に困るケースがありますので、新たな魅力の開発に期待しているところです。

―― 伝統ある城下町として、新たな特産品の開発には大いに期待したいですね。

石田市長 はい。城下町といえば、大垣城は関ケ原の戦いで、石田三成の本拠地になりました。なぜ、大垣城を本拠地にしたのかということも含めて、もっと当市を知ってもらいたいという思いがありますので、オリジナルの漫画も制作したいと考えています。歴史と伝統あるまちとして、しっかりした歴史遺産があるわけですから、今後もPRを続けていきたいと思っています。外から来ていただくことはもちろんですが、市民の方々に自負を持っていただきたいという思いで、取り組みを進めていきます。

 

大垣市の情報

面積:206.52km2
人口:159,368人(令和4年11月30日)
市の木:クスノキ
市の花:サツキ

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住吉灯台
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墨俣城
史跡美濃国分寺跡・歴史民俗資料館
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