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小川 敏 市長

西美濃の新たな観光・交流拠点
 「大垣市奥の細道むすびの地記念館」がオープン

文化性に富み、歯ごたえのある記念館は 映像コーナーも充実し、初心者も楽しめる

―― 4月8日に「大垣市奥の細道むすびの地記念館」がいよいよオープンしました。全国には、他にも芭蕉の記念館がありますが、大垣市ならではの記念館の特徴を教えてください。

小川 市長 東京都江東区や山形県山形市、山形県尾花沢市、石川県加賀市、三重県上野市など芭蕉の記念館は各地にありますが、多くは松尾芭蕉と、その地域との関わり合いを中心に紹介しているところが多いです。

そんな中で「大垣市奥の細道むすびの地記念館」の特徴の1つは、奥の細道の全貌を紹介していることです。深川から日光路、奥州路、出羽路、北陸路を経て大垣へたどり着くという全貌を紹介しています。
2つめの特徴が、それぞれの章について、原文と、最新の資料、研究に基づく注釈、解釈を加えていることです。原文と現代語訳を載せて、解釈を1つに固定するのではなく、最新の資料、研究を元にして、いろんな解釈の可能性を示唆する展示館になっています。

3つめの特徴は、俳句の初心者や、奥の細道という紀行文について十分ご存知でない方でも理解できるように、3Dの映像コーナーをたっぷり設けていることで、映像も充実しています。また、奥の細道は隅田川から出発して大垣の水門川に着き、桑名へ旅立つところで終わっていますから、水、川との関わりが大変深いです。当市は水の都と言われていますので、水に焦点を合わせた映像も用意しています。日光路、奥州路、出羽路、北陸路を経て大垣へ着いた道を鳥瞰図で紹介していますから、芭蕉がどのように旅路を進んだか分かるようになっています。

―― 俳句に詳しい方はもちろん、俳句初心者にも分かりやすい施設ということで、ちょっと欲張りで充実した内容の記念館ですね。

小川 市長 はい。決して一部の専門家のためだけの記念館ではありません。小中学生が俳句や松尾芭蕉に親しむと同時に、初心者にも名作にふれていただける、入りやすい記念館になっています。

それでいて、文化性の高い記念館としても追求しました。松尾芭蕉は大垣で旅を終えて、5年後に亡くなっています。奥の細道は亡くなってから発刊されているわけですが、亡くなるまでの5年間の間に、いろいろ考え、思いを巡らせて紀行文を完成させました。何度も推敲を重ね、かなりの修正が加えられた中身の濃い紀行文だと思っています。歌枕である西行や能因を訪ねて旅をして、西行や能因の言葉を引用しています、中国の漢詩人である李白や杜甫を典拠とした文章も数多くあります。すべてを読みこなすのは、なかなか困難だと思いますが、その辺りについても最新の資料や研究に基づいた注釈、解釈を示唆していますので、奥の細道、あるいは俳句の研究家も1度だけでは把握しきることはできません。それほど歯ごたえのある記念館だと思っています。

食事も楽しめるくつろぎ空間は
市民のふれあいと学びの場所でもある

―― 「大垣市奥の細道むすびの地記念館」は“芭蕉館”、“先賢館”、“観光・交流館”で構成されています。先賢館についても教えてください。

小川 市長 先賢館では当市の幕末の先賢である5人を紹介しています。漢詩をたしなまれた小原鉄心は、幕末の藩老で、財政の厳しい時に財政再建を果たしました。大垣藩は譜代大名でしたが、これからの天下国家を考えて、勤皇側について明治維新を成功に導いた人です。漢詩人の梁川星巌は幕末の勤皇の四天王とも言われ、尊王攘夷で明治維新に導きました。安政の大獄の前にコレラで亡くなりましたが、もし存命であれば囚われの身になったのではないかと思います。植物学者の飯沼慾斎は、草木図説という本を書きました。三重県亀山市出身で、当市で植物学者として活躍されました。江馬蘭斎は大垣藩の藩医です。西洋医学を勉強して、医学の進歩に尽くした人です。江馬蘭斎の娘である江馬細香は漢詩人であるとともに、絵画も極めるなど、優れた業績を残しました。これら5人の先賢を紹介しています。 先賢を紹介することにより、市民の皆さん、とりわけ子どもたちにふれていただいて、大垣のまちに誇りや愛着を持ってもらい、大垣、日本の発展のために頑張る人材を育成することができたらと思っています。先賢も松尾芭蕉と同じように近寄りがたい雰囲気があるので、映像コーナーを設けて、画像による紹介で、わかりやすく親しんで見ていただけるようになっています。また「大垣市奥の細道むすびの地記念館」には、小原鉄心の別荘だった無何有荘大醒榭が移築されています。

―― 観光・交流館はどういった位置づけですか?

小川 市長 観光・交流館では、当市だけではなく、西美濃地域の観光、名所、旧跡を映像コーナーで紹介しています。「谷汲山華厳寺」、「霞間ケ渓の桜」、「関ヶ原古戦場」、「養老の滝」、「木曽三川公園」など、西美濃地域の観光地を紹介して、西美濃地域の観光交流をさらに進めていきたいと考えています。また物産コーナーでは、特産品の販売をしていますし、ラウンジコーナーでは、訪れた方がゆったりくつろいで、談笑する場も設けています。2階には多目的室があり、句会を開催していただいたり、奥の細道や俳句について講演していただこうと考えています。「大垣市奥の細道むすびの地記念館」を監修していただいた名古屋大学の塩村耕先生と和洋女子大学の佐藤勝明先生、名誉館長の黛まどか先生などに俳句、奥の細道について講演していただく予定です。そして、先賢についても先賢講座という形で、大垣市史編纂室長の清水進先生を始め、いろんな専門家の方に話していただく予定です。

―― 観光で訪れて食事ができる場所はありますか?

小川 市長 観光・交流館の中にある物産コーナーではお弁当も販売しています。ラウンジコーナーで、くつろぎながら食事していただくことができます。

美しい川が流れる風情ある町並み散策
春と秋の心地よさは格別

―― 「大垣市奥の細道むすびの地記念館」の完成により、大垣市はもちろん、西美濃地域の新しい観光・交流拠点が完成したということになりますね。

小川 市長 当市の観光のシンボルは「大垣城」と「奥の細道むすびの地」だと思っています。「大垣城」は昨年3月に改修が終わり、再オープン後、たくさんのお城ファンに来ていただいています。そして今年4月に「大垣市奥の細道むすびの地記念館」がオープンした。これまでは「蛤のふたみにわかれ行秋ぞ」と芭蕉が詠んだ句碑があり、谷木因と芭蕉の銅像がありましたが、新しく「大垣市奥の細道むすびの地記念館」ができたことによって、観光地としての潤いある場所になったと思います。

そして「大垣市奥の細道むすびの地記念館」周辺は大変景観の美しい場所です。また、特に春と秋は桜と紅葉を楽しむことができ、本当に気持ちよいところです。「大垣市奥の細道むすびの地記念館」を見ていただいた後は、ぜひ水門川沿い、美濃路沿いに歩いて、市内を回遊していただけると心地よい1日を満喫していただけると思います。今回は「大垣市奥の細道むすびの地記念館」を作るだけでなく、周辺の道路も御影石風にしたり、昔からの地域である船町についても町屋風に改修して町並み整備も行いました。芭蕉が訪れた頃にできたといわれる「住吉灯台」のある水門川のリバーサイドも船着き場を整備していますので、散策も楽しんでいただきたいと思います。

―― 観光の拠点、そして文化の拠点として今後の展開をますます楽しみにしています。

小川 市長 ありがとうございます。「大垣市奥の細道むすびの地記念館」では、常設展以外に、年4回に分けて企画展を開催する予定です。大垣と芭蕉との関わりや、美濃俳諧についてなど、様々な催しを計画しています。また、明治時代、日本で初めて博士号が制定されたときに、当市に4人の博士が誕生しました。そうした経緯もあり、“博士のまち・大垣”といわれたので、そうした視点からの紹介展なども予定しています。何度訪れても新しい発見ができる記念館になると思っています。

俳句は、世界で最も短い文学といわれ、誰もが参加して親しむことができます。入りやすく、それでいて大変に奥の深い文学です。日本全国には1000万人の俳句ファンがいると聞いています。その1割でも100万人ですから、ぜひ、たくさんの方に来ていただきたいと思います。

大垣市の情報

面積:206.52km2
人口:162,115人(平成28年9月30日現在)
市の木:クスノキ
市の花:サツキ

名所・旧跡・観光

奥の細道むすびの地・奥の細道むすびの地記念館
住吉灯台
大垣城
墨俣城
史跡美濃国分寺跡・歴史民俗資料館
ソフトピアジャパン
加賀野名水公園の自噴水
中山道赤坂宿
水まつり
大垣まつり
十万石まつり
日本昭和音楽村
多良峡

隣接する自治体

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