ぎふ・プロジェクトネットワーク| 岐阜県の広報活動を通じ、地域経済活性化に貢献するNPO法人です。

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笠松町役場

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広江 正明 町長

声かけ、あいさつ、自発的な取り組み
道徳的な風土と人づくりで活力あるまちへ

町の有志グループが自由な発想で
子どもの未来を育てる活動を展開

―― 笠松町で取り組んでいる最近の新しい動きについて教えてください。

広江町長 前回のインタビューで話した「歴史未来館」が昨年6月に完成しました。建物の名前の通り、まちの歴史だけでなく、未来を見据えた建物にしようということで、2階には子どもたちが楽しんで学ぶことができるスペースを設けています。中でも、町内有志の組織である「かさまつMIRAI塾」が、科学に興味が持てる子どもを作ろうということで活発に活動されています。リニアモーターカーの小型模型やドローンを自分たちで購入して展示し、なぜ動くのか、どうやって浮くのかなどを子どもたちにわかりやすく勉強会を開催するなど、町民自らが自由な発想で、子どもたちの未来を育てる取り組みを続けていただけることを大変ありがたく思っています。

かさまつMIRAI塾には教員をされていた方などが在籍していますが、当町は歴史あるまちである分、素晴らしい人材に恵まれていることも特徴です。歴史未来館では6月に開館1周年を記念して講演会を開催しましたが、その時も当町出身で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)で活躍する尾藤日出夫さんにお越しいただき、講演していただきました。

産官学の連携が評価され
ふるさと納税未来大賞を受賞

―― 前回のインタビューでは、ふるさと納税についてもふれていただきましたが、こちらについてはいかがですか?

広江町長 ふるさと納税に関連した話題としては、自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワーク主催のふるさと納税未来大賞を受賞しました。1つの評価としては、寄付していただいた方に返礼品を送る際、岐阜県立岐阜工業高等学校デザイン工学科の皆さんが、「ふるさと納税で寄付した人と町をつなぎたい」との思いから、ロゴマークを考案してくれました。もう1つの評価としては、岐阜工業高等学校の生徒が1年かけて町内の商店を回って、PR用のポスターを制作したり、共同で商品を開発したりしました。こうした産官学の連携が高い評価を受け、ふるさと納税未来大賞の受賞につながりました。

―― 岐阜工業高等学校は、昔からそのように町と連携した活動を展開しているのですか?

広江町長 はい。機械科や建築工学科の生徒は実習を兼ねて、車いすの児童のために、小学校にバリアフリーの通路を作ったり、避難所のない授産所に窓からでも逃げることができるように階段をつけてくれています。電子科の生徒は、笠松を元気にしようということで、笠松駅をイルミネーションで飾ってくれましたし、電子機械科の生徒は、子どもが乗れる小型蒸気機関車を作って子どもたちを楽しませてくれたりしています。岐阜工業高等学校と町の関係は非常に密接で、住民とも自然に溶け込んでいます。

―― 岐阜工業高等学校に通う生徒の多くは町外出身者だと思います。それにもかかわらず、それほど密接な関係が構築できるのはなぜなのでしょうか?

広江町長 言われるとおり、岐阜工業高等学校に通う生徒の大半は町外からです。密接な関係が築ける理由はよくわかりませんが、岐阜工業高等学校は“笠工(かさこう)”と昔から呼ばれるぐらい地元に根づいています。ここまで生徒が地域と一体になって活動している例も少ないでしょうから、とても誇らしいことだと思います。

―― めでたく、ふるさと納税未来大賞を受賞したわけですが、ふるさと納税に取り組み始めて何年になるのですか?

広江町長 9年目になります。これまでに累計で1億3千万円のご寄付をいただきました。ご寄付をいただいたお金は、町民全体が利用できるものをと考え、これまでに3000基ある街路灯のLED化や、巡回町民バスの購入に使用しました。そして、ご寄付いただいたすべての方に、このように使わせていただきましたと報告しています。すると、見ている人は見てくれているものです。「いろんな地域に寄付をしましたが、このように利用したと報告してくれたのは、笠松町だけです。これからも応援します」といって何通か手紙をいただきました。心を込めて取り組んでいることのよさを、手紙をもらって改めて知ることができましたし、今後も地道な活動を続けていきたいと考えています。

小中学生全員が受検する「笠松力検定」で
ふるさとに対する知識理解が一層深まる

―― 話題は変わりまして、前回お聞きした「笠松力検定」についても、大きな前進があったようですね。

広江町長 前回はキッズ検定を新設して、小学6年生全員に受検してもらったという話でした。ところが、その子たちが中学へ進めば、初級検定を受ける資格があるわけですが、受検する子が少なかったのです。まちについて学んだ知識をさら深めてもらいたいという思いで、中学校と協議していたところ、協力体制が整い、中学1、2年生全員が初級検定を受けることになりました。「自分のまちをこのようにしていきたい」と自信を持って言うためにも、まずは自分のまちのことをよく知ることが大切です。小中学生全員がご当地検定を受検する体制が整ったというのは、ほかではあまり例がないと思いますので、これも大きな進歩だと思います。

率先して自ら動く中学生の姿に
道徳のまちづくりの定着を見る

―― 最後になりますが、今日は“道徳のまち”と書かれたTシャツ姿で、爽やかな印象ですね。道徳のまちについてお聞かせください。

広江町長 今年で、道徳のまちづくり条例を制定して10年になります。この間、あいさつ運動をしよう、自分たちでまちをきれいにしよう、まちに貢献できることを考えようといった活動を行うグループが3つぐらいできました。

 感心するのは、中学生のボランティアが本当に熱心に活動してくれていることで、今では中学生ボランティア抜きには、町の行事ができないぐらい率先して取り組んでくれています。昨年、老人福祉大会を笠松中学校屋内運動場の2階で開催したのですが、お年寄りが階段を上るとき、生徒たちが階段の途中にいて、声をかけたり、手を携えたり、椅子のところまで案内したり、実に積極的にやっている姿を見てびっくりしました。その姿を目の当たりにしたお年寄りの方々も感動したのでしょう。後日、「中学生たちの姿は本当に素晴らしかったです」と手紙が送られてきました。

町の職員や学校の先生が指示しなくても、自分たちでできることはやってみようという気持ちが根づいてきました。基盤が整ってきたと感慨深い思いでもあります。道徳というと、つい構えてしまいがちですが、声をかけ合ったり、あいさつをしたり、自分でできることを自分でやることです。それが道徳であり、まちづくりの基本だと思います。派手ではないし、目立たないかもしれませんが、住民が、「この町に住んでいてよかった」と思えるまちづくりをこれからも進めていきたいと思います。


笠松町の情報

面積:10.36km2
人口:22,521人(平成28年10月1日)
町の木:松
町の花:さくら

名所・旧跡・観光

八幡神社
笠松陣屋跡
笠松別院
米野の戦い跡(関ヶ原の戦いの前哨戦)
笠松競馬場
トンボ天国(岐阜県の名水)
笠松の奴行列
笠松隕石

隣接する自治体

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