ぎふ・プロジェクトネットワーク| 岐阜県の広報活動を通じ、地域経済活性化に貢献するNPO法人です。

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白川村役場

〒501-5692 岐阜県大野郡白川村鳩谷517
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成原 茂 村長

企業誘致活動の成約は地元雇用の増加がカギ。
空き家問題の解消により移住定住を促進する

雇用の場づくりは可能性大
課題は地元採用による人手の確保

―― 現在の白川村の状況について教えてください。

成原村長 企業誘致に関連した案件に力を入れています。引き合いはあるのですが、成約まで結びつけるところに難しさを感じています。「工場の進出をしたいのですが、村の方で人手を何人確保してもらえますか?」とよく言われます。村内では80歳以上でも現役で働いておられる方がたくさんいて、地元で新しい人手を確保するのが難しい状況にあります。そのため、最終段階になって、話がまとまらないケースがたくさんありました。

―― なるほど。白川村としては新しい働き口ができるわけですから大変魅力的なわけですが、地元から送り出す人員が不足しているということで成約に結びつかない。残念な話ですね。

成原村長 はい。ただ、その中でもいくつか決定した案件があります。教員住宅が老朽化してきたため、その代わりになるアパートができました。朝食と夕食も食べられる寮のようなタイプですから、利用者にも喜んでもらえて、これはよかったと思っています。
 もう1つは、同じ運営会社によるホテルの建設が決まり、先日、地鎮祭を終えたところです。

2019年にホテルが新規開業を予定
地域にも新たなビジネスチャンスが生まれる

―― 前回のインタビューでもホテル建設の話を伺いましたが、ついに決定したわけですね。

成原村長 ホテルに関しても地元の雇用ができれば一番いいわけですが、現実的には難しいものがあります。運営会社が30人ほどを新規雇用で連れてきてくれることになり、足りない人員に関しては地元で賄いたいということで、成約することができました。

―― オープンする場所や日時などは決まっているのですか?

成原村長 場所は東海北陸自動車道白川郷ICのすぐ近くで、2019年4月のオープンを目指しています。掘削工事も無事に終わったので、温泉も楽しんでいただけるホテルで収容人員は約100名を予定しています。料金設定に関しては、一泊二食で1人2万円以上を予定していて、地元の旅館や民宿と競合しない路線で進む予定になっています。

―― 新しい宿泊施設が完成して、村が活性化するのはいいことですが、既存の宿泊施設との関係は確かに難しい問題かもしれませんね。

成原村長 現状、村内の旅館は一泊二食で約12000円、民宿は約9000円というのが、平均的な価格帯です。その意味では、料金的に競合することは少ないと思います。それよりもホテルができることで新しいビジネスチャンスが生まれることのほうが大きいと考えています。旅行に出かけた時、必ず一泊二食のプランで泊まるかというと、実は一泊朝食プランにして、夕食は地元のお店で食べたいというパターンが結構あります。ホテルができることによって、地元の人たちがそうしたチャンスをつかむことは十分可能になると考えています。

―― 地元のおいしいお酒や食事を楽しむという話が出ましたが、観光にとっては、お土産も欠かせないと思いますが、いかがでしょうか?

成原村長 「紫蘇もなか」「どぶろく羊羹」がありますし、起業した若手が自家製の米を加工したおこしやオリジナルの扇子を作るなど新しい動きもありますが、まだまだ純粋な村内産の土産物は少ないのが現状です。新しい土産物の開発は課題の1つになっています。


昨年は東海北陸自動車道全通以来2番目の観光入込客数
インバウンドも大幅に増加

―― 話は前後するかもしれませんが、観光客の入込客数についてはいかがですか?

成原村長 おかげさまで昨年は約180万人の方々に訪れていただきました。これは2008年に東海北陸自動車道が全通して2番目です。2008年が約186万人でしたから、それに迫る勢いでした。

―― インバウンドに関してはいかがですか?

成原村長 インバウンドは大きく伸びました。これまでは15万人から20万人ぐらいで推移していましたが、昨年は60万人近くに伸びました。元々、当村は台湾からの観光客が多く、そのウエイトは変わりませんが、昨年に関しては中国が大きく伸びました。ビザが取得しやすくなったことが影響しているのではないかと考えています。あとは、県がフィリピン、ベトナム、ヨーロッパを中心に誘客活動を展開してくれていますので、フィリピン、ベトナム、欧米系からのお客様も着実に伸びています。

白川村の風土が気に入って移住希望は78件

―― 冒頭で、働く場所が新しくできる案件はあるけれど、地元雇用が難しく企業誘致活動がなかなか成果に結びつかないという話がありました。移住定住活動に関してはいかがですか?

成原村長 移住者に関しては昨年まで78件の希望があります。これまで10世帯、20人以上の方々に移住してきてもらっていますが、活用できる空き家が不足しているのが現状です。78組の方々に移住の理由についてヒアリングしたところ、1番目が快適に暮らせるかどうか。2番目が子どもの教育。仕事は3番目という結果でした。田舎は米や野菜は自給自足で賄えますから、都市部ほどお金は必要ありません。それよりも当村の風土が気に入って、物質的な豊かさより精神的な豊かさを求めているのではないかと思います。78組の世帯で平均2人としても約150人増える可能性があるわけですから、とても大きい話です。ただ、住んでいないけれど、仏壇があったり、将来住む可能性を残したいなどの理由で活用することのできない空き家がたくさんあります。今後は空き家問題を解消して、移住定住に結びつけ、村の活力につなげていけたらと考えています。

 

白川村の情報

面積:356.55km2
人口:8,436人(平成30年4月1日現在)
村の木:ブナ
村の花:白山シャクナゲ

名所・旧跡・観光

白川郷(荻町集落)
御母衣ダム、御母衣湖
飛騨トンネル
白山スーパー林道
どぶろく祭り

隣接する自治体

高山市|飛騨市

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