ぎふ・プロジェクトネットワーク| 岐阜県の広報活動を通じ、地域経済活性化に貢献するNPO法人です。

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飛騨市役所

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都竹 淳也 市長

全国初の新しいチャレンジに数多く取り組み、
地域を活性化して元気なまちに

聖地巡礼をきっかけに、まちの魅力を知ってもらう

――最近の市の新しい動きについて教えてください。

都竹市長 私の政策には3つの柱があります。元気で、あんきな、誇りが持てる、ふるさと飛騨市です。元気に関しては、スーパーカミオカンデに続く「ハイパーオミオカンデ」の建設認可が下りる方向で進んでいまして、宇宙物理学関係で大きな流れがあるのが1つです。

 アニメ映画「君の名は」がヒットして時間がたちましたが、現在も聖地巡礼が続いていて、月平均5,000人の方が当市を訪れてくれています。飛騨古川のまちは、人が生活していますので、思い切った観光化はできませんが、逆に街並みが保たれているのが評価されてるようで、入込客数が大きく増加しています。聖地巡礼で訪れる方はリピーターが多くて、中には10回以上も当市を訪れてくれる方もいて、大変うれしく思っています。

 聖地巡礼で訪れる場所は様々な制約がある場合も多いのですが、当市の場合、図書館内でも許可を得れば撮影を可能にするなど、現場で丁寧なおもてなしをしています。また、地元の人たちが気さくに声がけをするなど、人の暖かさも相まって、「こんなにいいまちだとは知らなかった」ということで、聖地巡礼をきっかけにして、飛騨古川の魅力を知ってもらうことができて、大きなチャンスになっています。

 国内33件の「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録がされ、その中には当市の「気多若宮神社」の例祭「 古川祭・起し太鼓と屋台行事」も含まれています。登録申請のときから、私は他地域との連携を訴えてきたわけですが、正式に登録が決まって以降、富山県高岡市、南砺市、魚津市、三重県伊賀市など市長同士のつながりが深くなって、他地域との交流が広がっています。こちらもおもしろい展開を見せ始めていて、今後に大いに期待しているところです。

児童精神に関する先進地を目指す

――では、続きまして“あんきな”の分野についてはいかがですか。

都竹市長 私は市長就任以来、一貫して医療福祉に力を入れています。その中で、児童精神科だけの診療所「飛騨市こどものこころクリニック」をオーブンすることができました。児童精神科は発達障害、不登校、被虐待児などを支援する診療科で、全国的に不足していて、県内にも専門医は5人しかいません。発達に不安がある子どもの数は増え続けていますが、きちんと早期介入することで、治療が可能になります。児童精神科単科の国民健康保険直診診療所は全国初ということで話題になり、オープン初日で予約が数カ月先まで満杯になりました。当市を児童精神に関しては一番の先進地にしたいと考えています。

知恵を絞り、人材不足を解消

――オープン初日から予約で埋まってしまうとは、それだけニーズの高い施設というわけですね。ほかの取り組みについても教えてください。

都竹市長 介護関係は人材不足が深刻です。当市の労働力率は高く、働くことができる人は、すでに何らかの仕事についていて、中高年の就業率も県平均より10ポイント以上高いです。そのような状況下でどのようにして人材を確保するかということで、丁寧に現場を見ていくと、夜勤の人手が足りないことがわかりました。そこで、全国的にもほとんど例がないのですが、市単独で夜勤手当を出すことにしました。決して大きな金額ではありませんが、気持ちが伝わったのでしょう。「そこまで期待されているのか」ということで、職員の方々が離職することなく踏みとどまってくれています。合わせて、機器やセンサーなど介護ロボット関係の助成も大幅に拡充しました。また、正規の介護職員の負担を減らすためには、専門知識がなくてもできる仕事をほかの人に負担してもらうことが大切になります。あえて高齢者の皆さんに手伝ってもらおうということで、ボランティアのポイント制度を新しく創設しました。すると、81歳のおばあちゃんが応募して、研修を受けて、掃除などの部分で働き始めました。84歳のおばあちゃんも50回ボランティアをしてくれました。高齢の人たちにできる範囲で手伝ってもらうことは、生きがいづくりにもつながっています。「これまでは家に閉じこもっていたが、外に出るようになって足腰が強くなった」という声もいただいて、大変喜ばれています。

 飛騨市民病院の医師不足も大きな問題です。そこで、研修医にとって、日本一の研究フィールドにしようという取り組みを始めたところ、年間約40人の研修医が来てくれるようになりました。年間40人ということは、常勤換算で3人以上の医師がいることになり、医師不足を解消できるようになっています。飛騨市民病院は、ほとんどの診療科がそろっていて、様々な科が経験できるという特徴をPRしています。そして研修医が多くなったことで、違う大学の研修医と交流できるようになりました。また、入院患者の主治医を研修医に担当してもらうことで主治医の経験ができるようになっています。今後ますます必要になる地域包括ケア全体が学べるということで、人気が拡大し、現在では研修医を受け入れきれないほどになってきました。

資源を掘り越して、地域の自慢に育てる

――知恵を絞った様々な取り組みで、いくつもの課題を解決しているというわけですね。最後に“誇り”の分野についても教えてください。

都竹市長 地域資源を掘り起こして、光を当てて、観光の1つのテーマにすると同時に、自慢づくりにしたいと考えています。その中で山城に着目しました。神岡町は江戸時代、姉小路氏という国司が治めていた地域で、当時の山城群がしっかり残っています。先日、文化庁の方にお越しいただき、見ていただいたところ、「国の史跡相当間違いない」というお言葉いただきましたので、発掘調査を進め、平成33年に国史跡の指定を目指しています。合わせて、山城マップを制作したり、修景間伐を行ったり、市民の皆さんに山城について学んでもらい、関心を深めてもらっています。

 鮎も1つのテーマになります。宮川町に鮎釣り名人として知られる室田正さんが移住されてきました。室田さんと話したところ、「ここの鮎は日本一だ。科学的にはわからないが、体験的に広葉樹が多いと鮎もたくさん生息するように感じます。釣り糸を引く鮎の力も強いです。すごい生命力ですよ」と聞かされました。そこで、公共トイレを開放して、トイレマップを制作するなど、鮎釣り客にやさしい川にすることを目指しています。

 今、広葉樹が多いという話がありましたが、当市の森は7割が広葉樹です。「飛騨の森でクマは踊る」という第3セクター企業を立ち上げ、広葉樹を使った商品づくりに取り組んでもらっています。

 高野町には、閉鎖した古川スキー場がありますが、10年以上前から地元の皆さんが山桜を植え始め、現在400本という規模になっています。市としても応援しようということで、10年後に1000本の桜を植えることを目標に取り組みを始めました。

 カミオカンデについては、研究施設はありますが、体感できる施設はありません。そこで、道の駅「スカイドーム神岡」を大改装して、宇宙物理学の展示施設を作る予定で、こちらも新たな交流拠点として機能的な役割を果たしてくれると期待しています。


飛騨市の情報

面積:792.31km2
人口:24,659人(平成30年3月11日現在)
市の木:ブナ
市の花:ミズバショウ

名所・旧跡・観光

古川祭
白壁土蔵街
スーパーカミオカンデ
神岡鉱山
山之村牧場

隣接する自治体

高山市|白川村

商工会・商工会議所のご案内

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