本巣市役所
〒501-1292 岐阜県本巣市文殊324番地
TEL.0581-34-2511 FAX.0581-34-3273
藤原 勉 市長
今夏には(仮)本巣PA公園がオープン予定
新たな賑わいの拠点として活性化に期待
公園を核に地域振興を図る
―― 最近の本巣市の動きについて教えてください。
藤原市長 東海環状自動車道（仮）糸貫ICが令和６年度開通予定になっています。工事も順調に進んでいて、いよいよといった雰囲気で非常に楽しみにしています。（仮）糸貫ICに合わせて整備が進んでいる（仮）本巣PA北側には、当市が都市公園の整備を進めていて、今年の夏には（仮）本巣PAに先行して一部供用開始する予定になっています。大型複合遊具、ドームテント、多目的広場、水遊び施設、ドッグランなどを整備しますので、市民はもちろん、市外からもたくさんの方に親しんでもらえる施設になると思います。特にドームテントは雨天も気になりませんので、イベントなどを積極的に開催して、大勢のお客様で賑わう新しい拠点になることも期待しているところです。
コンセプトは「自然と共生し、まち、ひと、
くらしをつなぐ交流の場」
―― 新庁舎の整備も進んでいるようですね。
藤原市長 はい。昨年10月に起工式を行いました。令和６年3月の完成を目指しています。これまでは本庁舎、真正分庁舎、糸貫分庁舎、根尾分庁舎に分かれていました。今回は本庁舎、真正分庁舎、糸貫分庁舎の3つの機能が統合されます。建物の高さとしては3階建てで現在と同じですが、規模としては大きくなります。行政機能が集約されますから、市民の利便性が向上することが期待されます。場所はいくつかの候補地から絞り込んでいったわけですが、人口重心から約1.2km、樽見鉄道モレラ岐阜駅から約300m、災害時に防災拠点となる(仮)本巣PA公園に近い場所です。市民の利便性が高くなり、災害時に周辺施設との連携もできる場所になったと思います。
ヒト・モノの流れが大きく変わる
―― （仮）本巣PAは再来年度のオープン予定ですが、人の動きも随分と変わりそうですね。
藤原市長 養老JCTが名神高速道路につながっているのは大きいと思います。関西方面から飛騨方面に行くお客様にとっては、これまでは名神高速道路を利用してきた場合、一宮JCTを経由して東海北陸自動車道に進むというルートでしたが、養老JCTから東海環状自動車道を経由して、美濃関JCTから東海北陸自動車道に進むという新たなルートができることになります。養老JCTを利用して、名神高速道路から東海環状自動車道を経由して飛騨方面に向かうお客様にとっては、（仮）本巣PAは最初の休憩地点にもなりますので、利用度も高いのではないかと期待しているところです。
―― （仮）本巣PAのオープン、（仮）糸貫ICの開通により、まちの姿も相当変わりますね。
藤原市長 はい。（仮）糸貫ICの整備に合わせて、周辺の幹線道路の整備も進めています。（仮）本巣PA、（仮）糸貫ICを含めたエリアには、モレラ岐阜があり、市役所新庁舎の建設も進んでいますので、当市の新しい顔になっていくと思います。このPA、IC周辺の一部エリアを産業誘導地区として指定していますので、工業的な利用だけでなく、観光農業施設なども含めて商業的な利用も大きく見込まれると考えています。
PA、ICができるということによって、企業誘致も含めてまちづくりが大きく変わりました。50年、100年に一度の大変革の年ではないかと考えています。都市計画も大幅に見直しましたし、高速道路の効果は、やはり非常に大きいと感じています。
―― 商業利用がさらに高まるという話がありましたが、その中核を成しているモレラ岐阜の状況はいかがですか？
藤原市長 非常に順調です。現在は年間1,000万人程の来店者があるようです。昨年5月にはスーパーマーケットロピアが東海地方初出店しました。こちらも非常に好調に推移しているようです。モレラ岐阜の商圏は、滋賀県長浜市、三重県桑名市、四日市市辺りまでに及ぶ広域商圏であり、遠方からのお客様も非常に多いです。市の活性化にも大きく貢献してくれていると思います。ICからすぐの立地ですから、IC開通後はさらに商圏も広がるのではないかと考えています。
本巣市の情報
面積：374.65km2
人口：33,113人（令和4年11月30日）
市の木：柿
市の花：淡墨桜
市の魚：あゆ
市の鳥：うぐいす
名所・旧跡・観光
根尾谷淡墨桜
根尾谷断層
ほたる公園
能郷白山
真桑人形浄瑠璃
能郷の能・狂言
船来山古墳群
うすずみ温泉四季彩館
中部電力奥美濃水力発電所・上大須ダム
隣接する自治体
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